よくある質問
●バルーンについて
Q: バルーンはどのくらいの期間浮いているの?
こちらの疑問をお持ちの方はとても多いのではないでしょうか。
実際、お店にご来店いただいたお客様から日に何度も聞かれます。
その場合、「浮いているだけなら2週間以上浮いていますが、少しづつ痩せてきて1週間位で見栄えが悪くなります」とお答えしています。
ただし、実はそれもかなりアバウトなお答えでして、実際にはバルーンの種類によってそれぞれ違ってきます。「概ねその位が目安です」というところでしょうか。
そこで実際に萎んでいく様子を撮影してみました。
まずはその様子をごらんください。
※写真をクリックすると拡大されます
1日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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検証開始
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検証開始
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検証開始
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3日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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ほとんど変わらず
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中のハートが少し小さくなる
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見た目はほとんど変わらず
触ると少し柔らかくなっている
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6日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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見た目はほとんど変化ないが
触ると少し柔らかくなっている
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透明の外側にシワが入り始める
中のハートは山が無くなり始める
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萎んでいる感じが見えるが
浮力には問題無し
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8日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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見た目はあまり変わりないが
シワが増えて柔らかくなる
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シワが増えて柔らかくなる
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痩せてきたのがハッキリと分かる
厚みが薄くなってくる
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12日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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かなりシワが増え、萎んでいるのがハッキリ分かる
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ハートがかなり小さくなり、浮力も弱くなる
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浮力がかなり減り、落ちそうになってくる
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14日目 |
ラージシェイプ |
440Tバルーン |
18インチハート |
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大きなシワが目立つようになる
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外側は触るとへこむようになり、中のハートはほとんど山がなくなる
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浮いてはいるが落ちる寸前で下向きになり始めている
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こうして見ると、ラージシェイプはヘリウムガス量が多い事もあって、2週間経ってもそれほど見栄えが落ちていません。
440Tバルーンは透明バルーンのサイドにシワが増えてきますが、それよりも中のハートが小さくなるのが目立っていきます。
18インチハートですが、個人的には萎んでいくのが少し早かったような気がします。
数年前にも同じように検証したときには、2週間経ったときの写真が下の青いハートです。
(絵柄は違いますが同じメーカーの同じ大きさのハートです)
原因のひとつには、青いハートで検証したのが2月で、ずっと2階の冷暖房が無い(温度変化が無い)部屋に置いていました。
今回は7月にお店に飾りながら検証しましたので、日中は弱冷房、朝晩は室温が高い状態と日々温度変化で膨張収縮を繰り返していたのもあるかも知れません。
このバルーンは表面のアルミ蒸着がガスバリア性を出していますが、膨らみ過ぎるとアルミは伸びませんので、ミクロ単位で蒸着にヒビが入り、そこからヘリウムガスが抜けていきます。
今回はそういった原因がひとつあったのかも知れませんが、単純に個体差なのかも知れません。
実際、同じバルーンを一緒に膨らませても萎み方はバラバラだったりします。
結論!!
バルーンサイズや種類にもよりますが、やはり見栄えの点では概ね1週間程度。
萎んできたらヘリウムガスを補充して楽しみましょう。
ただしTバルーンにはバルブが入っていませんので補充できませんからご注意を。
補充も何度もしていると、だんだん抜けるのが早くなってきます。
店頭で展示しているバルーンは、ほぼ毎日補充が必要になっています。
それを考えると、2、3回ガスを補充したら次は新しいのバルーンを購入していただいたほうが
逆に安くなってしまうのかも知れません。
※フィルムによっては1か月以上浮いているバルーンもありますが、
ほとんどのバルーンは今回テストに使用したものと同等です。
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